車両カタログ(荷物車・事業用車Part3)


 

クエ9421路線の国有化により買収された旧私鉄車は早期に廃車となりましたが、その一部は救援車に改造され国鉄線上に残っていました。また、クモル、クル形は工場から電車区に補修部品などを配送していた配給車で17m国電から改造されたものです。これらは旧形国電のなかでもとびきり個性的な一群でした。

 

Part1
Part2

荷物・郵便車

入換え、救援車



雑形クエ形

戦時統合で国鉄路線となった線区で使用されていた社形電車を救援車に改造したものです。


クエ9400

昭50/3高槻(昭59/5廃車)

クエ9401

昭48/7明石(昭58/3廃車)

クエ9400

もと鶴見臨港鉄道のクハ262で昭17年に4両製造された日本初の4扉車を改造した車です。

もと鶴見臨港鉄道のモハ116からの改造車で左の9400とともに片運転台式の救援車です。

クエ9421

昭56/5大垣(昭60/1廃車)

クエ9423

昭49/12鳳(昭57/6廃車)

クエ9421

もと宇部電気鉄道のデハニ350を改造したものです。

もと鶴見臨港鉄道のモハ130からの改造車です。

クエ9424

昭53/2網干(昭60/3廃車)

サエ9320

昭52/3中部天竜(昭54/8廃車)

クエ9424 サエ9320

もと南武鉄道のモハ155からの改造車です。

もと伊那電気鉄道のサハユニフ101です。私鉄買収車といえ国電として最後まで残った木造車でした。


車両リスト

 画像クリックで640×420ピクセルの画像がご覧になれます。

  (ブラウザのジャバスクリプトを有効にしてご覧下さい)

クエ9400(鶴見クハ262)
昭50年3月 高槻

クエ9401(鶴見モハ116)
昭48年7月 明石

クエ9421(宇部クハ350)
昭56年5月 大垣

クエ9423(鶴見モハ131)
昭49年12月 鳳

クエ9424(鶴見モハ156)
昭53年2月 網干

サエ9320(伊那サハユニフ101)
昭52年3月 中部天竜



クモル23形

工場から各地の電車区へ資材を運搬するため17m旅客車から改造したものでクモル23形は両運転台です。7両が改造され第2エンド有蓋部の大きさ、正面形状など一見しただけでも判別がつくほど全車個性的なスタイルでした。000がクモハ11形200~、001~002がクモハ11形100~、003・010がクモニ13形(旧モハ34形改造)、050・060が木造鋼体化のクモニ13形から改造されました。


クモル23001

昭50/3東京(昭55/6廃車)

クモル23002

昭50/2鳳(昭56/7廃車)

クモル23001 クモル23002

クモハ11157からの改造車です。

クモハ11132からの改造で運転台窓が改造されています。001とは、無蓋部のあおり戸の形状が異なりました。

クモル23050

昭52/3豊橋(昭60/2廃車)

クモル23050

鋼体化クモニ13形からの改造で本車のみ前面窓が傾斜形となっています。


車両リスト

 画像クリックで640×420ピクセルの画像がご覧になれます。

  (ブラウザのジャバスクリプトを有効にしてご覧下さい)

クモル23001(クモハ11157)
昭50年3月 東京

クモル23002(クモハ11132)
昭50年2月 鳳

クモル23050(クモニ13027)
昭52年3月 豊橋



クモル24形

片運転台式の配給車でクモハ11形から18両が改造されました。


クモル24001

昭50/9松戸(昭55/12廃車)

クモル24007

昭50/9松戸(昭55/10廃車)

クモル24001 クモル24007

クモハ11形100~からの改造車です。昭34年~35年に改造された000~004は当初モル4500形とされましたが後に現番号に改番されました。

005~007は昭42年の改造車で、左のグループ同様元クモハ11形100~ですが、あおり戸の形状が新しくなっています。写真の007は運転台直後の窓にタブレット保護棒が付きドアも古い2段桟が残っていました。

クモル24011

昭50/2武蔵中原(昭55/6廃車)

クモル24013

昭50/2鳳(昭57/3廃車)

昭43~44年改造車は、(008・009を欠番として)010・011となりました。

012~013は昭44年~45年にクモハ11形200~を改造したものです。

クモル24021

昭45/8淀川(昭56/5廃車)

クモル24051

昭51/2武蔵小金井
(昭55/12廃車)

クモル24051

昭34年改造の020と昭42年改造の021・022はクモハ11形200~からの改造車です。34年改造車と42年改造車では、あおり戸の形状がクモル24000~004と24005~007の関係と同じく異なっていました。

050~052はクモハ11形400~の改造で、昭34年改造の051のみ無蓋部の側板が固定式です。昭39年改造の2両は開閉式となり運転台が非貫通化されました。


車両リスト

 画像クリックで640×420ピクセルの画像がご覧になれます。

  (ブラウザのジャバスクリプトを有効にしてご覧下さい)

クモル24001(モハ11161)
昭50年9月 松戸

クモル24002(モハ11158)
昭48年11月 北千住

クモル24003(モハ11159)
昭50年10月 松戸

クモル24004(モハ11130)
昭52年11月 新宿

クモル24007(クモハ11154)
昭51年2月 武蔵小金井

クモル24011(クモハ11127)
昭50年2月 中原

クモル24013(クモハ11225)
昭50年2月 鳳

クモル24021(クモハ11202)
昭45年8月 淀川

クモル24051(モハ11417)
昭51年2月 武蔵小金井



クル29形

クハ16形、サハ17形から8両が改造されました。


クル29000

昭50/3東京(昭55/10廃車)

クル29004

昭50/10松戸(昭55/6廃車)

クル29004

000~002はクモル24000~004と同時期にクハ16形200~から改造されたものです。なお003も種車は同じですが正面に貫通扉が設けられておりクル29形としては唯一関西地区に配属車されました。

004・005は昭40年にサハ17形から改造したものです。このため000~とは戸袋位置が逆でベンチレータを2個搭載するほか、あおり戸の形状も異なります。

クル29020

昭50/10神田(昭55/6廃車)

クル29020

昭39年にクハ16形000~改造されたもので020・021の2両が登場しています。


車両リスト

 画像クリックで640×420ピクセルの画像がご覧になれます。

  (ブラウザのジャバスクリプトを有効にしてご覧下さい)

クル29000(クハ16258)
昭50年3月 東京

クル29002(クハ16256)
昭50年2月 中原

クル29004(サハ17110)
昭50年10月 松戸

クル29005(サハ17109)
昭53年7月 品川

クル29020(クハ16004)
昭52年2月 松戸

クル29021(クハ16009)
昭50年8月 上野



トップページへ